301SQ

第301飛行隊の部隊マークはカエルであるが、モチーフになっているのは筑波のガマ(蝦蟇=ヒキガエルの古名))で、語源は「遐(とお)くへだたったところにおいても、もとの場所を慕(した)って帰ってくる」という意味でこの字をあてて「がま」と呼ばれ、この含めて「訓練から無事カエル」という意味が込められてようだ。筑波のガマと言えば古くから皮膚外用薬として有名なガマの油があり、関ヶ原の合戦あたりから使われ始めたようだ。元々は漢方薬で、ガマからでる乳液汁や薬草エキスや動植物油脂(馬油?)を煮詰めたものらしいが、実際に成分の相乗効果で効き目があり、大阪夏の陣あたりからけが人の治療で評判になって(製法は異なるが現在も売られています)創始者である光誉上人が筑波山中禅寺の住職だったことから、江戸時代に筑波のガマの油として売られて有名になった。
このマークは飛行隊が編成されて間もなく考案されたもので、当時飛行隊に所属していた竹内氏(当時1尉)によるデザインと言われている。1985年に第5航空団に移動する際、マークの変更も噂されたが、マフラーに描かれた星の数が第7航空団を意味する7個から、第5航空団を意味する5個に変更されたのみで、現在に至っている。


▲第7航空団の7つ星のデザイン


▲第5航空団の5つ星のデザイン

Illustrator9.0 DATA
(Windows版で作成しています。)
301sq.ai

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