2000/05/28 おばけイルカさん
最近小学校では円周率を「約３」と教えるらしいが、円周率のあだ名の機体はこれ。301sqに配備されている。87年には304sqに所属しており、数機あったACM訓練用青帯を入れた機体のエアインテイクにワッペンを入れ、記念塗装をしたタンクを持たせていた時にこの機体も使った。90年には改として306sqで見られたらしい。97年から99年は301sqにいた。

円周率が「約３」と教えるってのには、断固反対したいです。関係ないけど(^_^;)

2000/08/19 Suematsu
我々ファンにとってはこの機体、「純国産の最初の機体」であるが、メーカーとしては「国産最終形態初号機」であるらしい。ロールアウト当時はかなりクセのある機体だったらしく、メーカー技術者を泣かせたようだ。
国内ですべての工程を行うにあたり、計測治具で計測したデータの処理方法がわからず、アメリカ本国に問い合わせても「そんな古い機体の資料はない」と言われてしまい(^_^;)、自力で処理方法を考え出さなくてはいけないところだったとか。（結局、意外なところから情報がもたらされたそうだ。・・・独メッサーシュミット社(@_@)）
当時、メーカーでファントムを担当していた人々には思い出深い機体であるらしい。

当時この機体の製作を担当された、岐阜在住メーカーＯＢの方からの情報を元にしました。所詮この世界は狭い世界なので、分かる方が上の文を読んだら、もしかしたら誰だかわかってしまうのかもしれませんが(^_^;)、ご本人の希望で匿名とさせていただきますm(__)m。