2001/03/25 F-4EJ 12機のモスボールを終了

航空自衛隊第2補給処は2月8日、平成11年度から進めてきたF-4EJ12機の格納(モスボール)を終了した。モスボールの期間は約10〜15年がメドとされている。
航空自衛隊では全部で140機導入したF-4EJのうち約90機をEJ改に、15機をRF-4EJに転用しているが、残りの機体のうち12機を将来再び使用するという前提のもとに、三菱重工に隣接した小牧基地内に格納することになった。第2補給処では、2機を収容できる簡易型格納庫を6棟建設し、機体に防錆・防塵処理を施した後に気密専用保管装置を取り付けて保管した。なお、格納の際には搭載されているレーダー等の電子装置は取り外し、別に保管する事になる。
(Jウイング2001年5月号No.33より)

  

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