- January 23, 2007
- Category: ひとりごと
呆れてモノも言えない
文字通り、呆れてモノも言えないとはこのことか。
先日からあちこちのサイトで騒がれている、社民党の阿部知子議員の公式サイトでの発言。
もう、あちらこちらで言い尽くされており多くを語る気はないが、あまりに卑怯な行動に出たので記録にだけはとどめておきたい。
元々の記述はこうだった。
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。
それが、今見たらこうなっている。
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、知事の要請を受けて本格救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、警察予備隊として出発し、防災のために働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。
国土保安隊→警察予備隊の修正は、まあいいとしよう。
当時の村山首相(の命令の遅れ)に対する批判が、なぜか知事(の要請の遅れ)に対する 批判にすり替わっている。
認識の間違いがあったことを認めるのであれば、謝罪して訂正すればいいモノを、こっそり修正して他人に責任をなすりつける。
あまりにもひどすぎる。
当時。
国側は初期からおよそ国家の非常事態と認識していたようです。
自衛隊もこれは有事と緊急出場に備えていたようです。
ところが、県からの依頼がなければ動けません。
何度かの打診に対し返答は「必要なし」。
情報が錯綜していたのでしょう。
結果として自衛隊の出場はご存じのような時期になり、悔やんでも悔やみきれない事態を招いてしまいました。